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伝説のCM作家 杉山登志 井塚章文の本棚

伝説のCM作家 杉山登志

杉山登志といっても知っている人は少ないだろう。だが私と同年代以上の人なら彼の作ったCMを覚えているはずである。そして自殺したときの遺書で有名なのだ。「リッチでないのにリッチな世界などわかりません」で始まるCM作家だけに見事なコピーである。そして著者は元CMプロデューサーというおそらく珍しい経験を持つ…
ミドリさんとカラクリ屋敷 未分類

ミドリさんとカラクリ屋敷

第八回開高健ノンフィクション賞次点作品はまさに著者のデビュー作。高校時代に偶然見つけた近所の不思議な家に通い家主のルーツまで追った記録。魅力的な家主のキャラクターそして不思議な家に秘められた100年の歴史。家主は97歳のミドリさん。まるで民族が違うような思考回路を持つミドリさんだが案外、この世代には…
この世の涯てまで、よろしく 未分類

この世の涯てまで、よろしく

こういうタイプの小説はあまり日本にはないように思う。「文学刑事サーズデイ・ネクスト」シリーズに似ている。死んだピアニスト二人が召喚されて音楽学校で起こる殺人事件に遭遇する。殺人鬼はやはり死んだ作曲家。第2次世界大戦から戦後史が背景にある。なにが日本と違うのだろう。芸術に対する態度が違うように思える。…
都市と都市 未分類

都市と都市

刑事物のミステリーをこれで3冊続けて読んだことになる。それぞれ全く異なる舞台だ。なにしろアイスランドと日本橋と、今回のは架空の世界である。SFだから当然なのだがなんだか似ている。要するに刑事物というのは誰が書いても足で犯人を追う話になってしまうのかもしれない。 ヒューゴー賞、世界幻想文学大賞、ローカ…
麒麟の翼 未分類

麒麟の翼

東野圭吾作家生年活25周年特別刊行だそうだ。先日は芥川賞の話をしたが乱歩賞もあのころはよく読んでいたなあと思いだす。というか東野が受賞した85年辺り以降読まなくなってしまった。おそらく私が結婚してそろそろ読書にお金も暇もなくなってきたことが原因だろう。そんなことはどうでもいいことで「新参者」の続編で…