すべての好奇心をレビューする――「ホンスミ!」

社長をだせ! 最後の戦い vs伝説のクレーマー

クレーム処理の現場経験者の著作。『社長をだせ!』シリーズ最終章とのことだが他の2冊との関係は不明。本書は実在のクレーマーの紹介、付き合いの思い出が内容。仮名にしているが企業名等は想像できる。さてそのクレーマーだが本書では水戸という姓になっている。想像だが水戸黄門をイメージしているのではないだろうか。水戸氏は街の自動車修理業者である。一流品が好きな水戸氏はそれだけに自分の愛する製品の欠陥が許せない。だからクレームをつける。そして改善がなされるまで闘う。結果社長たちにまでその存在を知られるようになり企業には水戸番と呼ばれる担当者が置かれる。品質向上に貢献されたとして感謝状が贈られる。嘘のような話が展開されるのだが実際にあったことのようだ。面白かったがなんかメルヘンの世界にちかい。古き良き時代だったのではないだろうか。