すべての好奇心をレビューする――「ホンスミ!」

アニメとプロパガンダ

タイトルから想像するほど面白い内容ではない。大学出版局から刊行された本なのだ。著者はフランスの中学教師、とはいえ完全な学術書である。内容は第二次大戦中の参戦国におけるアニメ事情。日本につてはたいした内容ではないのは調査不足なのか、実際そんなものだったのか。著者がフランス人だからかフランスがヨーロッパにおけるアニメ大国だからなのかやや詳しい。しかしなんといっても一番はアメリカ。納得できる。そのアメリカのアニメ事情だが、やはりお国柄、日本の描き方なぞかなり下品。おなじ敵国でもドイツは悪いのはナチスだが日本は人種に対する悪意があるそうだ。