すべての好奇心をレビューする――「ホンスミ!」

日本語は「空気」が決める

タイトルのつけかたは以前から言っているが新書にたまにある疑問のあるもの。サブタイトルのままでよかった。というかこの本は岩波新書で出すべきもの。新書には新しい話題を紹介するものとある分野の入門書になっているものが多いと思うが、この本はまさに後者。教科書のような本である。勿論、例示にアニメ作品を使ったり光文社新書らしさはあるのだが。 調べてみたら光文社新書で日本語関係の本はこの本で記録上3冊めになる。同じ編集者ではと想像する。後日のために担当編集者の名前を書いておこう。草薙麻友子さんだそうだ。この方、社会学系の本の編集が多そう、違うかもしれないが。ちなみに日本語の本といいながら著者の出身は社会学部。社会言語学はかって言語社会学と呼ばれていた。勿論ニュアンスは異なるのだが言語学の分野として定着しているようでそれなら社会言語学と呼んだほうがよさそうだとなってきたのだろう。方言とはなにか等、疑問に思っていたことに対する解答があって、役に立った本でした。