すべての好奇心をレビューする――「ホンスミ!」

ホテル・ピーベリー

近藤史恵の小説も5冊目。今回はハワイが舞台。おしゃれな雰囲気が作家に似合っている。結末はそれなり。だが違う展開もありえたのではないかと思ってしまう。少なくとも桑島七生という女性はもっとストーリーにからんでいてほしかった。まあそうなると読後感はもっと暗くなってしまったかもしれないが。主人公木崎淳平の仕事の設定ややめた理由は逆にもっと軽いものでもよかったのではないだろうか。リピーターを受けないホテルという設定は重要な伏線なのだがそれを言ったらおしまいかもしれないが無理があった。佳作だとは思うのに欠点ばかり書いてしまった。申し訳ない。