すべての好奇心をレビューする――「ホンスミ!」

黒と白

ムーミンの作家トーベ・ヤンソンの短篇小説集。画家でもある作者の短篇はどことなく絵画を思わせる。それもムンクの作品を。ムンクとムーミンを連想する人はあまりいないだろうが北欧の憂鬱は日本人から見れば近いものを感じる。同じ文庫の前作「トーベ・ヤンソン短篇集」は明るく楽しい作品を編んだものらしくこちらはいわばそのダークサイド版だそうなのでそう感じるのかもしれない。