すべての好奇心をレビューする――「ホンスミ!」

人口減少社会という希望

挑戦的なタイトルだが内容はそれ以上にラディカル。地球倫理の構築を目指すそうだが反面現実社会の動向に対しては楽観的な面を見ているように感じる。面白かったのは「普遍宗教」(キリスト教のような世界宗教)とかグローバリゼーションの話。どちらも普遍的というのはある見方を肯定した場合にのみなりたつ考え方。地球倫理はエコロジカルという点でローカルかつグローバルだという。こう書くとどこでタイトルとつながるのかと思ってしまうが要は世界史は発展と停滞の周期があり停滞期に精神的な進歩が生まれてきたということで今の世界的停滞はチャンスなのだという捉え方。だが停滞の先進国である日本を見ていると希望より絶望が似合う。急激な改善は望むべくもない。しかし急激は破局はありえるように思える。例えば昭和史。