すべての好奇心をレビューする――「ホンスミ!」

絶景鉄道地図の旅

「地図から消えた地名」と同じ著者の本。前の本は新旧地形図で消えた地名表示を扱った本だったが今回は地形図から読み取れる鉄道の変遷といった内容。かっては時刻表と地形図から旅行を計画した者からするとなつかしい内容である。
「貴重な地図を多数収録」はいいのだがそこは毎回書いているが新書ゆえの制約がある。拡大鏡片手に読むのはしんどい。こういう内容はムックがいいと思ったら雑誌掲載は『週刊鉄道絶景の旅』だった。どうりで内容がトリビア満載ではあるが構成が散漫なわけである。しかしかって『アサヒグラフ』や『太陽』といったグラビア誌(『太陽』はまだあるのか)が人気があったが今やこの週刊形式の百科ものかムックばかりになってしまった。新書とムックは形態は全く違うというか正反対だがこういう雑学めいたものでは内容が近い。新書からムック版を再編集したらおもしろい本が結構ある気がする。