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(株)貧困大国アメリカ

「ルポ貧困大国アメリカ」正続に続く完結編。いみじくもタイトルに㈱が付いたように企業が支配しているアメリカの現状を紹介している。こういう状態をコーポラティズムというらしい。特に槍玉に上がっているのは毎度おなじみモンサント社だが別にここだけが悪者というわけではない。1%が99%を支配するという構図が出来上がっているというのだ。かってアジア的専制主義と呼ばれ民主主義の西洋との違いが言われていたわけだがなんのことはない、今は民主主義の代表とされるアメリカが貧困大国と呼ばれているのだ。
そして1%は多国籍企業だといい世界を支配しようとしているという。TPPも推進しているのはアメリカを支配している多国籍企業だという。日本の経済も寡占化がすさまじい。私が子どもの頃は食品はすべて肉屋、魚屋、酒屋、八百屋、さらに豆腐屋とかだった。専門店で買っていた。それがいまや買い物はすべてIで始まるショッピングセンターで済んでしまう。月の支払は5万円を越している。さらにここのクレジットカードで決済している分を含めれば我が家は月に10万円以上は支払っている。支払いの大部分を1枚のクレジットカードにしている人もいるのではないだろうか。今のところ利便性が勝っている。しかし安ければいい、便利ならいいの行き着く先は貧困大国かもしれない。