すべての好奇心をレビューする――「ホンスミ!」

カラー版地図と愉しむ東京歴史散歩 地形篇

同じタイトルの3冊目は東京が結構高低差のある都市だという意味からか地形篇となっている。私は前の2冊は読んでいないのだがこれは面白かった。高低差ということは高い方は山、低い方は川だということである。勿論、山や川といっても深山幽谷というわけではない。だが数十メートルの高低差でもやはり崖は崖である。両者の間には階段状の道があり登れは見晴らしがある。 実は私の出身校は中学も高校もこの本に出てくる。それぞれ高台にあり登校のための坂は急だったし敷地からの眺めはよかった。偶然の部分もあるが校名には「段」と「谷」が含まれていた。
さてそんな本なのだが半分はいかに東京の高台はお屋敷ばかりだったかという内容である。東京の地名は意外と日本全国の地名からとられている。なぜなら江戸時代に全国の藩の屋敷があったからなのだった。というのが本書を読んだ感想である。この藩の屋敷は明治になって華族のものとなりそれが実業家たちに渡りそして学校や公園等になった。私の出身校もそうだったのだ。