すべての好奇心をレビューする――「ホンスミ!」

だれも買わない本は、だれかが買わなきゃならないんだ

都築響一は雑誌や新聞では読んでいたが単行本を読むのは初めて。といっても書き下ろしではないから過去に読んだことがありそうな文章もちらほら。古いところでは1993年だから忘れているが。新しいところでは2007年つまり15年分の本に関する話題を扱った文章が収録されている。いやあ植草甚一なみに面白い。実際買ったり読んだりすることはないと思う本の話題でも面白いのだ(数点読んだ本がありましたが)。もうひとつ本の造りがいい。レイアウトも著者がしているのかしら。あとは気の利いた台詞。お買い得な本である。といっても著者には悪いが「だれも買わない」本ではないだろうから図書館から借りてしまいました。