すべての好奇心をレビューする――「ホンスミ!」

鉄道地図は謎だらけ (光文社新書)

最近読んだ本は面白いのか面白くないのか判断に困る本が多くなった。この本、路線図の不思議というか鉄道線路が妙な事になっているスポットを紹介している。こう書くと面白そうなのだが内容が極端に専門すぎる(オタク)、トリビアだらけなのでまず普通の人はそれがどうしたのと思うのではないだろうか。とはいいながら著者のオタクぶりには爽快感さえある。例えば西宮北口構内にあった阪急の神戸本線と今津線の平面交差(84年になくなったそうだ)は有名だそうだが私もビックリした記憶があるがこういう結構多くの人の目に触れる場所ではないいわば鉄道世界のさいはての話ばかりなのだ。だからこの本の話は置いておいて私が面白いと思った線路の話を書いて終わりにする。北千住駅は今やホームが3階建なのだが地下駅もあるから実にJR東日本常磐線(快速・各駅停車)、東京メトロ(千代田線・日比谷線)、東武鉄道伊勢崎線、つくばエクスプレスの乗り換え駅で直通運転としては東京メトロ半蔵門線、小田急や東急(東横線・田園都市線)野岩鉄道、会津鉄道までも繋がっている。小田急ロマンスカーが千代田線に乗り入れたので箱根登山鉄道も直通となった。北千住から計9社の駅に直接いけるのだ。また北千住と次の綾瀬の間は千代田線と常磐線両方の線とみなす特殊な扱いとなっている。そして綾瀬と千代田線の車庫へ行く支線にある北綾瀬の間だけを往復するユニークな路線もある。