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江戸の歴史は隠れキリシタンによって作られた (講談社プラスアルファ新書)

とんでも本かと思ったら意外や意外けっこう当ってる気がした。内容は豊富。キリシタンや影響を受けたのではと紹介された面々は以下のとおり。遠山金四郎、近松門左衛門、中江藤樹、千利休、出雲阿国、由比正雪、葛飾北斎、菱川師宣、関孝和、平田篤胤、大久保長安。そして文化としては医学、草津温泉、土木、建築、鉱山、島原遊郭。宗教は当然で子安観音、鬼子母神、稲荷、天神に影響が見られるという。確かに戦国時代あれだけ普及したキリシタンが弾圧されても九州の一部を除いていなくなってしまったと考える方がおかしいかもしれない。具体的に書かないと説得力がないだろうが例えば葛飾北斎の号のひとつに卍(まんじ)というのがある。これって十字架を意味するのでは等々。