-
成田悠輔『22世紀の民主主義』
民主主義は、じつは公平ではない。少数派の意見が黙殺されるからだ。しかしひと握りの選民たちによる独裁よりは、公平とはいえる。チャーチルが喝破したように「民主主義…
-
斎藤幸平『ぼくはウーバーで捻挫し、山でシカと闘い、水俣で泣いた』
マルクス研究者の斎藤幸平によるフィールドワーク体験記。斎藤氏の著作を読むたびに思うことは、社会主義だのコミュニズムだのというのは、所詮は机上の空論でしかないで…
-
斎藤幸平『ゼロからの『資本論』』
『人新世の「資本論」』で一躍注目を浴びた斎藤幸平による「資本論」の入門書。難解なマルクスの著作のエッセンスを嚙み砕いて説明し、現代の問題へと敷衍。資本主義の閉塞…
-
中沢新一『今日のミトロジー』
思想家・中沢新一の新著『今日のミトロジー』はとても刺激的な一冊だった。「ミトロジー」とは、ロラン・バルトの言によれば「現代社会の神話」という意味あいらしい。だ…
-
京極夏彦『書楼弔堂―待宵』
京極夏彦の小説を初めて読んだのはデビュー作『姑獲鳥の夏』だった。たしか刊行されて間もない頃だったと思う。そのときは池袋に長逗留していて、近くの西武百貨店に入っ…
-
#3 トレカ狂騒曲にもにゃる
✅トレカ人口の急増 株のように売買する人も✅世界で日本のトレカ売買急増 後押しする”鑑定”サービス✅トレカの買い占め・高額転売問題 …
-
#2 いいいじゅーは難しい
退職し東京から限界集落へ「移住失敗、もう限界」 一家の絶望と希望:朝日新聞デジタル https://t.co/fsaElafCNF — 朝日新聞社会部 (@As…
-
村上春樹『一人称単数』
村上春樹の新作長篇が4月13日に刊行される。高校生の時に好きになって以来、四十年あまり。その作家がいまだに現役で、第一線で活躍し、新作を発表し続けている。それ…
-
高橋源一郎『ぼくらの戦争なんだぜ』
小説や詩集に描かれた「ことば」たちから「戦争」の実相に迫る試み。大岡昇平『野火』、林芙美子「戦線」、向田邦子「ごはん」、古山高麗雄「白い田圃」、後藤明生『夢か…
-
『超傑作選 ナンシー関リターンズ』
『超傑作選 ナンシー関リターンズ』を読んだ。ナンシー関の傑作選は没後も数多く出版されているけれど、この本の場合、なんといっても目を引くのは表紙に刷られた「生誕6…
